2021.05.22 一口法話 【一口法話:第三十五回】風 つい先頃、早くも五月だと思っていましたが、もう月末になってきました。 五月というと、風薫る季節と言われます。 また薫風という言葉もございます。 坂村真民先生には、 風も光も仏のいのち という詩の一節や、 仏法とは 涼しい風である という言葉もございます。 吹く風の涼しさを感じる、そんな一時を大切にしたいものです。 まだコロナ禍の収まらぬ中ですが、風薫る季節であります。 空気の入れ換え、換気をするたびごとに、涼しい風に仏のいのちを、禅のこころを感じてほしいものです。 横田南嶺 【一口法話:第三十五回】風 前の記事 次の記事