四月十九日は、二十四節気の穀雨です。
穀雨とは、「種まきや田植えの時期に降る雨」を言います。
この頃の雨は、穀物に恵みをもたらすと申します。
穀雨の前日は、まるで台風ではないかと思うほどの暴風雨でした。
これはいくらなんでも降りすぎだろうと思いました。
一日降り続きましたが、明くる日には、すばらしい青空です。
新緑もきれいで、境内の掃除をしていると汗ばむほどであります。
二十四節気で穀雨の次は、初夏になります。
つい先頃まで寒いと思っていたのが、もう近くまで夏が来ているのだと思いました。
天地自然はとどまることなく、めぐっているのであります。
横田南嶺