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臨済宗大本山 円覚寺

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2020.02.19
今日の出来事

果たし眼の坐禅

佐々木奘堂さんに、お越しいただいて坐禅の指導をしていただきました。

毎回のことながら、坐禅の探求に打ち込んでおられる奘堂さんの熱意には学ばされます。

「ゆがまない足で」「あれこれさぐることをせず」「すべてをなげ放つ」など、奘堂さん独自の言葉で坐禅の肝要な所を示してくださいます。

ただ無理に足を曲げて、その痛みに耐えるだけの坐禅では、死んだ坐禅になってしまいます。

もっと、生き生きとした気力の満ちあふれる坐禅でなければなりません。

今回は、果たし眼の坐禅ということを指導してくださりました。

鈴木正三がその著『驢鞍橋』の中で、「果たし眼」という言葉を用いているのです。

昔の武士が、真剣で果たし合いをするときのような、気迫のこもった眼をするということです。

古来、ただぼやっと坐るのではなく、凜々と気迫に満ちていなければならないと説かれています。

眼にしても同じです。

鈴木正三は、関ヶ原の合戦にも武士として臨んだ経験がありますので、独自の表現をされたのです。

足や腰に気力を満たしめて、果たし眼で坐るということをご指導いただきました。

その次の朝の坐禅は、雲水たちも今までとは違って、腰が立って気力が満ちて坐っているかのように見受けました。

この状態がずっと続けばいいのですが……

横田南嶺

果たし眼の坐禅

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