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臨済宗大本山 円覚寺

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2016.11.22

人間に生まれたものだけが・・・ 「一日一語118」

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 <妙香地前から仏殿方向をのぞむ。>

 横田南嶺老師が大攝心で提唱されたことをまとめてみました。

 仏教では、我々、人間界の者だけが仏道を行ずる、六道輪廻からのがれることが

できると説いています。地獄にいると仏教の教えを聞くことができない。

餓鬼・畜生・修羅の世界にいても仏教に目覚めることはできない。

 天上界は良さそうに思われますが、あらゆる楽しみが満たされ苦痛のない

世界ですから、仏道を求める心が生まれて来ない。

 人間に生まれたならば、地獄ほどの苦しみはないが、しかし、思うように

いかない苦しみの世界でもあるので、人間に生まれたものだけが、

この六道輪廻をのがれる修行をすることができる。それで「人身受け難し」

なのです。

 仏教の基本は、苦しみと煩悩を滅して解脱をすることです。

この現実世界を楽しく生きようとか、幸福な暮らしをしようというのと

仏教との決定的な違いは、ここにあります。六道の苦しみの世界から

解脱をする、それが本当の安楽であるという教えであります。 

 ですから、仏教をこの現実世界をいかに生きるかと変換してしまうのは

本当は、誤りであります。

 しかし、教えを説く場合は、段階がありますから、いっぺんに解脱ということでは

難しいということで、徐々に説いていく面がありますが、目指すところは、この現実の

苦界から解脱することを求めるのが、お釈迦様の本当の教えなのです。

(平成28年11月21日 東嶺和尚法語提唱より 27:50)

人間に生まれたものだけが・・・ 「一日一語118」

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