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臨済宗大本山 円覚寺

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2013.03.12

延命十句観音経のご縁

3月12日(火)
blog-気仙沼地福寺 2
 こちらは、気仙沼・地福寺さんのお地蔵さまの写真です。
今では、お地蔵さまの後方に、海を眺めることができますが、
 大地震による津波が来る前までは、このお地蔵さまの後ろに位置する場所には
海岸まで住宅が建ち並び、海は全く見えなかったそうです。
 しかし、3月11日の津波によってそれらの住宅はほとんど流され、
今では更地が広がっています。そこに最近建設されたものといえば、がれきを
燃やす焼却場というのが状況だそうです。
 地福寺さんでも多くの檀家さんがお亡くなりになりました。そこで
何かこころの支えになるものにということで「延命十句観音経」を
和尚様が思い立ち、延命十句観音経の冊子を著しておられた管長様に
連絡を取られたのがご縁となりました。
 先日、管長様が地福寺さんをお訪ねになったとき、和尚様が次のように
おっしゃられたそうです。法要をするときは、まず、参列者みんなで
延命十句観音経の意訳(管長様が意訳されたもの)を唱和してから
法要を始めますと。
 以前にも紹介しましたが以下がその意訳です。
 
延命十句観音経意訳
観音様
どうか人の世の苦しみをお救い下さい
人の苦しみをすくおうとなさる
そのこころこそ仏さまのみこころであり
私たちのよりどころです
この仏さまのこころが
私たちの持って生まれた本心であり
さまざまなご縁にめぐまれて
このこころに気がつくことができます
仏さまと 仏さまの教えと
教えを共に学ぶ仲間とによって
わたしたちはいつの世にあっても
変わることのない思いやりのこころを知り
苦しみの多い中にあって 人の為に尽くす楽しみを知り
この慈悲のこころを持って生きることが本当の自分であり
汚れ多き世の中で 清らかな道であると知りました
朝に観音さまを念じ 夕べに観音さまを念じ
一念一念 何をするにつけても
この思いやりのこころから行い
一念一念 何をするにつけても
観音さまのこころから離れません

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