大樹のごとく
6月24日(日)半制大攝心5日目
管長様が僧堂攝心で提唱されたことをまとめてみました。
樹木というものが二酸化炭素を全部吸い込んで、きれいな
酸素を出すがごとく、一切衆生の悩み・苦しみを自分が全部
吸い取ってあたたかい慈悲の心をはき出していこうというような
気持ちで修行に打ち込んでほしい。
自分の小さな悩み・苦しみだけを解決しようという小さな根性
ではなく、大きな大木、それも大宇宙を覆い尽くすような大木が
二酸化炭素を全部吸って新鮮な酸素を吐くがごとくの気持ちで
やってもらいたい。
みんなの悩み・苦しみを全部受け止めてあげるくらいの気持ちで
坐っていただきたいと思います。
<黄梅院>未央柳(びようやなぎ)