真っ只中へ!
4月21日(土)攝心2日目
管長様が僧堂攝心で提唱されたことをまとめてみました。
修行をしていけば痛みや苦しみが全部なくなって、キレイ、
サッパリとした悟りがあられてくるからと辛抱していても
残念ながら、そんな虫のいい話はないのであります。
強いていえば、苦しみの真っ只中に、痛いなら痛いの
真っ只中に自分をひたりきる、入り込んでいく、はまりこんで
いく。そこから逃れようとすることこそ迷いや苦しみ
なのであります。そうすることしか私達の修行といものは
ないのであります。
苦しみや楽、迷いや悟り、そのもとは一つであります。
すべてこの一心が姿形をかえて仏になったり(猫になったり)
犬になったり、木や草に、また、煩悩や菩提になっている
のであります。名前は違えどもそのもとは一つであります。
一つのおおもとを究めていく、それが私達の課題であります。
本日の土曜坐禅会は初心者の部51名、2部39名
でした。大勢の方のご参加、誠に有り難うございました。