年末・年始の行事
12月29日(木)
今日は、黄梅院で一日、お正月の準備をしました。
松竹梅などで松飾りを作って、本堂・観音堂・山門等を
飾り付けしました。
さて、年末・年始の円覚寺の行事ですが、
31日 14時 除夜念誦「佛殿」→「舎利殿」
23時40分頃 国宝大鐘で除夜の鐘→弁天諷経
(ただし、大鐘は一般の方はつけませんが間近で
聞くことができます。数百年を経た大鐘の響きは
歴史を感じさせてくれます!)
同時刻に 「舎利殿のある僧堂」にて除夜の鐘(こちらは誰でもつけますが
毎年混み合いますので108枚の整理券を事前に
配っています。雲水さんが鐘の四方に立ちお経を
読んでいる中でだいたい4人一組になってつきます。)
1月1日 午前2時半 僧堂では新年の儀式、終わって朝課(今年始めのお経を
読みます。普段は入れない僧堂に年末・年始は入れます
ので、建物の外からですが雲水さんがお経を読んでいる
姿を拝見することができます。)
5時 祝聖「佛殿」→大般若転読「舎利殿」→大般若転読「方丈」
(方丈の大般若が6時前くらいに始まりますので、例年
一般の方はそこで待っている方が多いようです。)
2日 6時 大般若転読「舎利殿」→大般若転読「方丈」
3日 5時 大般若転読「舎利殿」→開基廟回向「仏日庵」
→大般若転読「方丈」
年末・年始は普段は一般公開されていない舎利殿に近くまでいく
ことができ、夜はライトアップされています。方丈での大般若転読は
誰でも建物にあがって拝見することができます。間近に見る
お経のパラパラ読みや厄払いのため気合いの入った声を
言いながらお経を置く姿は、独特です!
みなさんお寺もいいですよ!