弁天諷経(べんてんふぎん)
11月28日(月)
今日は夕方4時からの弁天諷経に行って参りました。
弁天堂は、国宝大鐘の隣にあります。弁天様は、インドの神様を起源とした
仏教の守護神です。時宗公の子・北条貞時公が江ノ島の弁才天に参籠し
天下泰平・万民和楽を祈っている時に霊夢を感じて大鐘を鋳造されたそうです。
円覚寺・当山鎮守として弁天堂をお建てになりました。
毎年、本日11月28日に円覚寺山内の和尚様方が集まりお経をあげます。
普段、お経は木魚・魚鱗でリズムをとるのですが、この時はこちらの
どらのようなものをたたいて、独特のビートの中で観音経を唱えていきます。
タララン・タララン・タン・ターラン・・・
祈祷太鼓というか高揚感をともなう不思議な感覚です。