命あればすべてある(その2)
9月11日(日)その2
日曜説教会の続きです。
無常であることにふれて一番気づかされるのは、命あることであります。
では、命とは?目には見えないけれど、直接ふれることはできないけれど
それは、お日様の光、水、空気、大地など自然とともにあるものであります。
自然と切り離して考えることは不可能なものです。
仏教の教えは、悪いことをしない、良いことをするであります。
では、一体良いこととは?悪いこととは?なんでしょうか?
仏教では、あらゆるものはみんな仏様の命をいただいているといっています。
悪いことは、このいただいた命を粗末にする、傷つけることであり
良いことは、この命を大切にいくつしむことであります。
この価値判断を持って暮らしていけば、何が良いことかわるいことか
わかってきます。