釣鐘人参(つりがねにんじん)
9月12日(月)
観音堂の脇に一輪だけおしとやかに咲いていました。
釣鐘人参というそうです。釣鐘型の花と根が朝鮮人参に似ている
ことからその名があるそうです。<黄梅院>
秋の風に揺れているとかすかな鈴の音が聞こえるそうです。
風流この上なし!
佛殿裏の<法堂跡>にかなちゃんを発見。ポーズしてくれました。
<法堂跡>に咲く花。法堂と書いてはっとうと呼びます。
住持が説法をする建物のことを言います。
ランタナ、和名を七変化というそうです。花色が次第に淡黄→橙→赤→ピンク
と変わっていくことからその名があります。中南米原産。江戸時代に
日本に渡来。
ランタナの実は、毒がありあやまって人や動物がたべると
下痢や嘔吐の症状がでます。しかし、鳥だけはこの実を食べる
習慣があります。それは、ランタナは種子には毒がありますが
果肉にはないからです。鳥は硬い種子はかみ砕くことできないので
周りのおいしい果肉だけを食べるからです。ランタナはそして鳥たちに
種子を遠くまで運んでもらって自分たちの子孫をより確実に
残します。ですから、その繁殖力ゆえに「亡国の植物」
「侵略的外来種」とも呼ばれているそうです。
良くも悪くも、生きる為の知恵ってすごいですね!