5月 日曜説教会
5月8日(日)
本日の日曜説教会は、「延命十句観音経」の提唱です。
来場の方にまず、管長様がお書きになった観音様の絵とお経が
印刷された紙が配られました。
そして、非常にわかりやすく、かつ奥の深い意訳をお話し下さいました。
「観世音 南無仏」
観音様に呼びかけて、仏様をより所と致します。
私の心にある仏様をより所と致します。
「与仏有因」
私達は仏様と同じ原因、仏様と同じ心をもって生まれて
きております。
「与仏有縁」
仏様の教えにふれるご縁をいただいております。
「仏法僧縁」
仏様と仏様の教えとこうして仏様の教えを学ぶ仲間によって
「常」
いつもかれることのない真心と
「樂」
何をしても楽しい思いやりの心と
「我」
人の為に尽くすことの出来る本当の自分に巡り会い
「浄」
この世の中で清らかな心の教えにふれることができます。
「朝念観世音 暮念観世音」
朝な夕なに観音様を念じ
「念念従心起」
何をしていても、観音様の心、慈悲の心、思いやりの心から
行動を起こしていきます。
「念念不離心」
そしていつも観音様の心から離れることはありません。
いつも私達は観音様といっしょであります。
そして、説教会が終わったあと、管長様がお書きになった観音様の
色紙がみなさんに配られました。
みなさん、たいへん喜ばれていました。