提唱 白隠禅師坐禅和讃
9月5日(日)
老師が学生坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
迷い多き私たちは、もともと仏である。もともと救われている。
そう悟ったのが、お釈迦様。
でも、現実の私たちは、妄想執着のためそのことに気づけないでいる。
今やっていること以外のことをあれこれ考えるのが妄想。
今やっていることに一つ一つ集中意識すべきだ。
坐禅をしているときは、この呼吸に集中する。
呼吸をしているこのはたらきは、いったいなんであるか?
そのエネルギーはどこからくるのか?
よく観察してみよう!
すると、呼吸は意識するしないに関わらず、自然と自ずとしていることがわかる。
スッと吹いてくる秋風と自分の呼吸が本来一つと気づく。
大自然の風と自分のこの呼吸は一つなんだ!
大自然を離れて、自分があると思いこむのがまちがい。
食事をいただくときは、大自然の恵みをいただき
大自然と自分が一つになると感じたい。
寝るときは、大地と自分と一枚になると感じたい。