一流の人とは常に学び続ける人
白山道場での坐禅の集いの後
都内で行われた致知出版社主催の
20代30代のための人間力養成講座を
受講してきました。
三十代の僧侶三名を同伴して
若者達と一緒に学んできました。
講座の参加者は、20代30代の方々が
なんと1350名も参加されていて
大変な熱気でありました。
なかなか、これだけの若者を集めるのは
容易ではありません。
致知出版社の方の熱意を感じました。
講座の主な内容は、致知出版社の藤尾社長の講演でした。
社長の講演は何度も拝聴していますが
その熱意と迫力にはいつも
学ばされます。
今回も、珠玉の言葉をたくさん
書きとめてきました。
同じ話でも聞くたびに
こちらの受け取り方が違ってきます。
今回心に残った言葉の一つには、
社長が致知創刊以来四一年
五千人を超える各界に一流を究めた人に
会って得た実感は、
一流の人というのは、、常に学び続ける人だと
いうのでした。
更に常に学び続けるということは、常に変化し続ける人だと
いうのです。
これには、私も全く同感します。
私などはとても一流には及びませんが
学び続けるこということについては
人後に落ちぬと思っています。
そしていつも変化を楽しむことを信条にしています。
社長は、森信三先生の言葉を引用して
世の中には進歩と退歩しかなく、
現状維持ということはない。
現状維持していると思ったら
それはすでに衰退しているのだと
言われていました。
言葉をノートに写しながら
その通り、その通り、
昨日よりは今日、
今日よりは明日と一歩前進と
胆に命じて夕方寺に帰ってきました。
写真は、私が致知2013年2月号の表紙に
なった時のものです。
寺田一清先生と対談したのでした。
横田南嶺