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臨済宗大本山 円覚寺

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2018.07.06

老師 コーネル大学生との問答⑦


 横田南嶺老師とコーネル大学生との問答の第7弾です。

学生: 私は、この日本来日のプログラムが終わって、アメリカに戻ったら、

    (就職が決まっていて)すぐに働き始めます。ですけれど、これから

    する仕事は、とてもペースの激しい仕事なので、余裕もなくなり

    また、競争的な環境で、周りを囲む人々も競争的で自己中心的な人々

    になると予想されます。

    ですから、自分も、その中で、自己中心的になったり、慈悲の心を

    失ってしまう傾向になるのではないかと危惧しています。

    働いているうちに慈悲の心を失ってしまわないように、これまで

    育んできた慈悲の心をどうやって維持したらよいでしょうか?

老師: 慈悲の心というものは、そのような競争の人々の中にいたからといって

    決してなくなるものではないと思います。次元が違うと言うのかな。

    そのような競争の中にあっても、慈悲の心自体は減らないものです。

    例えば、どんなに嵐が吹いても、月は動かないようなものだ。

    あなたが本来持っている慈悲の心は、お月様のようなものだ。

    競争だといって騒いでいるのは、下の方だけだ。

    だから、一度、気がつくことができたなら、慈悲の心には、いつでも戻れるのだ。

(平成30年6月17日 コーネル大学生との質疑応答より)

老師 コーネル大学生との問答⑦

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