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臨済宗大本山 円覚寺

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2015.12.17

一日一語 67

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お釈迦様がお亡くなりになるときに、このお弟子の迦葉尊者に言われたという

言葉があるんですね。それはお月様です。お釈迦様はお月様を見なさいと。

人々は、お月様が現れると、お月様が出たと思うと。で、お月様が沈んで

しまうと、お月様が隠れたと思うと。でも、お月様は決してなくなったわけ

ではないと。これは分かりますね、新月の晩、これはお月様は見えません。

あるいは、お月様が出ていたとしても、雲が出ていればこちらからは見えません。

でも、お月様は決してなくなったわけではありません。それと同じで、

亡くなった方も、こちらからは見ることができないからといって、

決していなくなったわけではないと、そういうことがいえると思います。

 その辺を仏教詩人の坂村真民先生は、昼の月、という詩で表現して

くれております。

「昼の月を見ると母を思う

こちらが忘れていても

ちゃんと見守って下さる

母を思う

かすかであるがゆえに

かえってこころにしみる

昼の月よ」

(坂村真民全詩集第2巻より)

昼間でもお月様は出ているんですね。こちらからは見ることは出来ません。

こちらは、昼間は仕事で忙しいだ何だって忘れています。でも昼の月が

ずっとこちらを見てくれているように、亡くなった方は、私たちのことを

ずっと見守ってくれているんだという、こういうこころでございますね。

{月桂寺発行冊子 『横田南嶺老大師御法話』より}

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