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臨済宗大本山 円覚寺

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2014.07.10

良い種をまく

制末大攝心6日目

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 今日、今年初めてのヤマユリが咲きました! 於 黄梅院

 横田南嶺老師が本日の僧堂攝心で提唱されたことをまとめてみました。

仏教では、因果はくらますことができないという考えます。因果応報です。

ただ、(原因に対する)結果は今生のうちに現れるとは限らない。次の世代、

それまた次の世代に現れることもある。

 環境問題や原発などの問題もそうですが、今私たちがやっていることが

今の私たちの身にかえってくる場合もあれば、次の世代、それまた次の世代が

「どうして自分たちがこんな目に遭わなければならないのか?」と現れてくる

場合もあります。

 いずれにしても、必ず自分の為した行いはどこかで現れるのです。

 とすれば、私たちにとって、今、出来ることは何であるか?です。もう過去の

の原因を変えることはできません。ならば、現代の私たちにふりかかることは

受け止めていかねばなりません。

 今の自分たちに確実にできることは、今、良い原因を作って未来の為に良い種を

少しでもまくことです。これが私たちにできる唯一のことです。

 授戒のおおもとに三聚浄戒(さんじゅじょうかい)という3つの戒があります。

平たく言えば、一、少しでも良い種をまきましょう。二、少しでもこころに悪く思うのを

やめましょう。三、少しでも人々の為にできること、お役に立てることを尽くしていきましょう。

というものです。

 こういう願いを持ってあとから生まれてくるもののために少しでも良い種をまく。

それが私たちが今こうして与えられたいのちを生きる大きな意味なのではないでしょうか。

良い種をまく

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