icon_arrow-r_01 icon_tryangle icon_search icon_tell icon_download icon_new-window icon_mail icon_p icon_facebook icon_twitter icon_instagram icon__youtube

臨済宗大本山 円覚寺

臨済宗大本山 円覚寺

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ 2025.05.18 更新
  • 法話会・坐禅会・
    写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋
    (休業中)
  • お知らせ
  • Q&A
  • リンク

© 2019 ENGAKUJI
ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ

2013.04.24

深い禪定

4月24日(水) 入制大攝心・5日目
 管長様が今日の僧堂攝心で提唱されたことをまとめてみました。
 建仁寺管長であられた竹田益州老師にご自分の修行時分のことを書かれた
次のような文章があります。あれほどの老師も坐禅を始めた頃は大変苦労を
なさったというのがひしひしと伺える内容です。
「坐禅をして2時間もたつと足が痛くて左右交互に組み替える。それでも30分
もつかどうかだ。何日も坐ってばかりいるから、最後は5分もすると足が痛くて
うずくようになって辛抱しきれない。
 でもここが我慢のしどころと歯を食いしばって、この峠を捨て身の覚悟で
乗り越える。どんなに足が痛くても、なにくそ!と結跏趺坐(けっかふざ)を
崩さない。
 すると2~3日たつと徐々に結跏趺坐の姿勢が身についてきて、本当の坐禅の
組み方が一番安定した姿勢で、ゆったりとした禅定に入ることを養うことが
できるとわかった。
 多くの人は途中で、楽で安易な半跏趺坐(はんかふざ)に流れてしまい
そこまで至らない。
 お釈迦様は樹下石上に坐禅をされて、この仏教の原理がこの結跏趺坐の原理から
湧き出でたと気づいた。この三昧の中に、この結跏趺坐の足のうずきの中に
お釈迦様の教えがひしひしと脈打つのであります。」
 どんな人でも、最初のうちは安閑としてのほほんとして修行をすることはない。
もうこれでだめかもしれないというところをあえてこの坐を崩さずに乗り越えて
来たのです。
 これを何度も乗り越えることによって、この正しい坐禅の姿勢が自分に身につく。
そして深い禅定に入って身も心も爽やかになっていくものです。
blog-DSC01552.jpg
雨に打たれて・・・石こく。
 

深い禪定

前の記事
次の記事

カテゴリー

臨済宗大本山 円覚寺

〒247-0062 鎌倉市山ノ内409  
TEL:0467-22-0478

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ
    • 管長侍者日記
    • ビデオ法話
    • 回覧板 (おしらせ)
  • 法話会・坐禅会・写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • お知らせ
  • リンク
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋(休業中)
  • Q&A
  • お問い合わせ