icon_arrow-r_01 icon_tryangle icon_search icon_tell icon_download icon_new-window icon_mail icon_p icon_facebook icon_twitter icon_instagram icon__youtube

臨済宗大本山 円覚寺

臨済宗大本山 円覚寺

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ 2025.05.09 更新
  • 法話会・坐禅会・
    写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋
    (休業中)
  • お知らせ
  • Q&A
  • リンク

© 2019 ENGAKUJI
ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ

2012.11.21

天地一杯の命

11月21日(水) 月並大攝心2日目
 管長様が僧堂攝心で提唱されたことをまとめてみました。
 仏心は天地一杯の命であります。春になれば、草木に花が咲く
のも、秋にこうして紅葉するのも、虫が鳴くのも、鳥が空を飛ぶ
のも、みんな一杯の命であります。
 草木、虫、けもの、山河大地、みなひっくるめて一枚の仏心です。
仏心の他に蟻のひげ一本もありはしない。この世に、仏心ならざるものは
ないのであります。
 坐禅をして、今まで自分だ自分だと思いこんでいた、この何かかたまり
のようなものがガラガラと音を立てて崩れると「自分は、なるほど、
天池一杯に満ちあふれている、生まれたということもない、死んで
どこかにかくれるということもない、もうこの天地一杯に充満していて
どこにも行きようはありはしない。」という無我の道理に気づくはずです。
 この道理に気づいて「もう、どこにも行きはしないのだ。今に生き通しの
命である。」と自分の身体全体が喜びに打ち震えるでしょう。
 無常であり無我ということは、決して時間的に暗い、物寂しい見方では
ありません。また、涅槃寂静というと、何やら死んで枯れてしまうように
思われがちですが、そうではなく、天地一杯に充満した命の大いなること
深さであります。
blog-DSC00240.jpg

天地一杯の命

前の記事
次の記事

カテゴリー

臨済宗大本山 円覚寺

〒247-0062 鎌倉市山ノ内409  
TEL:0467-22-0478

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ
    • 管長侍者日記
    • ビデオ法話
    • 回覧板 (おしらせ)
  • 法話会・坐禅会・写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • お知らせ
  • リンク
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋(休業中)
  • Q&A
  • お問い合わせ