2018年12月31日

年末・年始 円覚寺のどなたでも参加することができる行事

年末・年始の円覚寺のどなたでも参加することができる行事の紹介です。

●12月31日 14時  除夜念誦「佛殿」→「舎利殿」

円覚寺派管長横田南嶺老師をはじめ山内和尚、雲水が参列し読経をします。
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-仏殿 除夜念誦-
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-舎利殿前にて庭間触礼(ていかんそくれい)-

●16:00にいったん総門は閉門となり

●23:00に再び開門されます。

●23:50頃から①国宝洪鐘と②僧堂(専門道場)の2カ所で除夜の鐘をつき始めます。

一般の方で鐘をつきたい方は、舎利殿のある僧堂にお越し下さい。

 毎年、人気で23時過ぎ頃から、鐘をつきたい方が僧堂の門の前に

ならび始めています。去年も長蛇の列が出来ていました。確実につきたい方は

お早めに。

①12月31日 23時50分頃 国宝洪鐘で除夜の鐘→弁天諷経
 
            
(ただし、国宝洪鐘は一般の方はつけませんが間近で 聞くことができます。

数百年を経た大鐘の響きは、歴史を感じさせてくれます!)

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-弁天堂 国宝洪鐘のよる除夜の鐘-

②12月31日 23時45分頃 「舎利殿のある僧堂」にて除夜の鐘
 
     
(こちらはどなたでもつくことができますが、毎年混み合いますので

108枚の整理券を事前に配っています。 雲水さんが鐘の四方に立ち

お経を読んでいる中でだいたい4人一組になってつきます。)

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-僧堂 除夜の鐘-

●1月1日 午前2時半  僧堂では新年の儀式、終わって朝課

    
(今年始めのお経を読みます。普段は入れない僧堂に 年末・年始は入れます。

雲水さんがお経を読んでいる姿を拝見することができます。)

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-僧堂 新年初めの朝課(読経)-

●1月1日 5時 祝聖「佛殿」→大般若転読「開山堂」→大般若転読「大方丈」

円覚寺派管長横田南嶺老師をはじめ山内和尚、雲水が参列し読経をします。

(開山堂での大般若転読は、外から、声は聞こえますが、中に入り見るができません。

 参列希望の方は、6時過ぎころから始まる大方丈での転読にご参加ください。)

●1月2日 6時  大般若転読「開山堂」→大般若転読「大方丈」

●1月3日 5時  開山毎月忌「舎利殿」→大般若転読「開山堂」→開基廟回向「仏日庵」

→大般若転読「大方丈」

大般若転読は、皆様の今年一年の無病息災を祈願する儀式です。

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-大方丈 大般若転読-

 年末・年始は普段は一般公開されていない国宝舎利殿に近くまでいくことができ、

夜はライトアップされています。大方丈での大般若転読は、どなたでも参列することが

できます。
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-僧堂 舎利殿のライトアップ-

皆様のご来山を心よりお待ちしております。
           

2018年12月27日

僧堂 餅つき


 今日は、夕方から、円覚寺僧堂では、毎年恒例の餅つきが行われました。

横田南嶺老師や雲水さんなどが、お正月に向けて、鏡餅や伸し餅を作りました。

四人一組で杵でのこねの作業。

せいろのもち米を均等にのばしています。

鏡餅を作る横田南嶺老師。

よいしょ!の掛け声の中、餅をつく雲水。

釜にお湯を足す雲水さん。


出来上がった鏡餅を整える。

釜からせいろを持ち上げる。


掛け声を掛ける雲水さん。


つきあがったばかりのお餅をきな粉、あんこ、大根おろしをつけて食べます。

2018年12月14日

2月4日 夜の初心者向け坐禅会@居士林 参加者募集中


居士林(円覚寺の在家修行道場)山門
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居士林堂内

 最近、世間では、仏教瞑想に対する注目の高まりか、居士林で毎週土曜日に開催

されている土曜坐禅会・初心者の部(13:20~14:20)には、大勢の

方々が参加をしている現状があります。

 そこで、居士林では、夜間の初心者向けの坐禅会を設けました。

 この坐禅体験会は、2時間というゆったりとしたプログラムで、身体をほぐす体操、

呼吸への意識の向け方、足を組んで坐禅をし、最後に参加者の方に自己紹介と質問と

いった内容の懇談会となっています。

(また、椅子での参加も可能です。)

日時: 2月4日(月) 19:00~21:00

    月に一度以上の割合で開催する予定です。

    今後のスケジュールについては、当「居士林だより」にてお知らせします。

場所: 居士林 

定員: 20名

申込み:engakuji.kojirin@gmail.com  宛てに 件名「◯月◯日の夜の初心者向け坐禅会希望」にて

    ①氏名 ②住所 ③電話番号 ④年齢 ⑤職業 ⑥坐禅歴 ⑦参加動機 を記入して

    お送りください。

参加費: 大人 1000円 学生・子供 500円

  * 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2018年12月14日

12月15,16日どなたでも参加できる円覚寺の坐禅会



さて、今週末(12月15、16日)の円覚寺でどなたでもご自由に参加ができる行事の紹介です。

12月15日(土)は、

●13:10~14:20 土曜坐禅会 初心者の部 @居士林

 初心者を対象とした坐禅会です。初めに、呼吸や体に意識を向けるなど

準備体操にあたる瞑想をして、心を落ち着けます。それから、体の動きを止めて

静かに15分間くらいの坐禅をします。最後に5分で質疑応答という流れとなっています。

●14:40~15:40 土曜坐禅会 経験者の部 場所:居士林

20分の坐禅を2回と最後に15分、般若心経、延命十句観音経などのお経を読みます。

(経験者の部では、足の組み方などの説明は、ございません。初めて坐禅をされる方は

なるべく、初心者の部に参加して初歩的なことを体験してくださいますように。)

<土曜坐禅会が行われる居士林堂内>

 12月16日(日)

●8:05~9:50 日曜坐禅会 @大方丈 

8:05~8:20 坐禅

8:30~9:30 横田南嶺老師による「盤珪禅師語録」という禅の語録の提唱

9:30~9:50 坐禅

という内容です。初心者の方には、8:10~20の間で、足の組み方などを説明しますので、

 必ず、時間までにお越しください。

 今年、最後の土曜坐禅会、日曜坐禅会となります。

 年始は、1月5日から再開となります

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2018年12月9日

横田南嶺管長 12月・日曜説教会の映像

今日、円覚寺・大方丈にて行われた横田南嶺管長による日曜説教会の映像です。

  白隠禅師や陸奥宗光、方広寺派元管長・大井際断老師、執行草舟氏の

エピソードなどを例えに「延命とは何か?」について、新たな視点から、

お話をされています。

 皆様、ぜひ、ご覧下さい。

2018年12月8日

成道会


 今日、円覚寺・仏殿では、10時から成道会(お釈迦様のお悟りを開かれた日を

記念する法要)が行われ、横田南嶺管長をはじめ、臘八を終えたばかりの雲水、和尚、また、多くの

一般参列者が集まり、法要が厳粛に営まれました。

管長が大定力で唱えた成道会の偈(宗旨をうたった漢詩)。

意訳

お釈迦様は、身を正して山のそびえるように坐ったが、まだ、迷いの夢から

目覚めてはいない。

 臘月の明け方に明星をご覧になられた。その星のきらめく光が澄み渡って、

お釈迦様の眼に届いて悟りの眼が開けた。

 山を下りてきてみれば、なんとどこもかしこもすばらしい香りに満ちている

ではないか。

2018年12月7日

12月8,9日どなたでも参加できる円覚寺の坐禅会

さて、今週末(12月8、9日)の円覚寺でどなたでも参加ができる行事の紹介です。

12月8日(土)は、

●13:10~14:20 土曜坐禅会 初心者の部 @居士林

 初心者を対象とした坐禅会です。初めに、呼吸や体に意識を向けるなど

準備体操にあたる瞑想をして、心を落ち着けます。それから、体の動きを止めて

静かに15分間くらいの坐禅をします。最後に5分で質疑応答という流れとなっています。

●14:40~15:40 土曜坐禅会 経験者の部 場所:居士林

20分の坐禅を2回と最後に15分、般若心経、延命十句観音経などのお経を読みます。

(経験者の部では、足の組み方などの説明は、ございません。初めて坐禅をされる方は

なるべく、初心者の部に参加して初歩的なことを体験してくださいますように。)

<土曜坐禅会が行われる居士林堂内>

12月9日(日)は、 

●9:00~11:00 日曜説教坐禅会(横田南嶺老師による法話と坐禅) @大方丈

毎回500人近い、老若男女が集うお説教と坐禅会です。初めての方も多く参加されています。

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ー日曜説教坐禅会が行われる大方丈ー

 皆様のご来山を心よりお待ちしております。

2018年12月7日

10:00 成道会@仏殿

 明日12月8日、10時から円覚寺・仏殿にて、成道会(お釈迦様がお悟りを開かれた日を記念する法要)が

行われます。

臘八大攝心(一年で一番厳しい修行期間)を終えたばかりの

横田南嶺老師をはじめ、雲水(修行僧)らが参列し、

法要が厳かに営まれます。

 どなたでも参列することができますので、ぜひ、ご来山ください。

2018年12月4日

「一点に集中」

 達磨大師の言葉と伝わるものに、

「外、諸縁を息(や)め、内心喘ぐこと無く、心、墻壁の如くにして、以て道に入るべし」という語があります。

 坐禅の心得を示されたものです。

先ず第一は外の世界に対して、一切心をはたらかせないようにします。

眼で見えるもの、耳で聞こえるもの、鼻で嗅ぐもの、舌で味わうもの、体に触れて感じるものに、一切心を動かさない。

外から入ってくるもの一切を遮断してしまうのです。

すると、今度は、心の内からさまざまな思いが湧いてでてきます。

むしょうにものが欲しくなったり、腹が立ってきたり、あれこれと心が散乱したり、

または心が沈んで、やる気がなくなり、怠惰になったり、眠気が起こったりします。

その内心に湧いてくるもののすべて断ち切って坐ります。

その要領が、心を切り立った壁のようにしてしまうことです。

何物も寄せ付けぬぞという気迫をもって、一つの事に集中するのです。

そうして、仏道に入ってゆくと説かれます。 

何物を寄せ付けぬようにするには、心を一点に集中するのがうまくゆきます。

それが呼吸を数えることであったり、無の一字に集中するのです。

体の上では、おへその下の丹田に一点に意識を集中させ、心では無の一字に集中させて、

それを一つにしてしまいます。

 すると、体も消えて、ただ呼吸だけが残るような感覚になります。

更にその呼吸も、この広い空間に溶けていって一つになってゆくのです。

これを古人は「空蕩蕩地(くうとうとうち)」といいました。

空っぽでどこまでも広がった世界です。これが道に入ってゆく第一歩であります。

 そのように一点に集中してゆく修行ですが、臘八のように睡眠が足りていないと、

特に途中眠気に襲われます。

集中していく過程と眠りに入る過程とは、あるところまでは同じ道を辿ります。

そこで気をつけていないと、眠りに落ちてしまうのです。

 眠りに落ちないように、集中してゆく為には、やはり目をはっきり開くこと。

何かを見ようとしなくても、はっきり見えているという状態を保つことです。

それから口元を引き締めて、舌をしっかり上あごに付けること、

要は口がたるまないことです。

そして法界定印を結んだ手をしっかり組んでおくことです。

この三つをしっかり意識できていれば眠気は退散してゆきます。

どうしても眠いならば、意識を思い切って眉間に引き上げることです。

丹田に下げるのではなく、一時的に引き上げて覚醒させてみる。

そうして目覚めた状態で一点に集中してゆくのであります。

(平成30年12月4日 横田南嶺老師 臘八大攝心提唱より)

2018年12月2日

「朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」

 論語の中に「朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」という言葉があります。

この言葉もまた、臘八のたび毎に紹介しているものです。

 金谷治先生の訳によると「朝(正しい真実の)道を聞けたら、その晩に死んでもよろしい」という意味です。

 森信三先生の『一日一語』の十二月二十二日の章に、この言葉を引用して、

「生きた真理というものは、真に己が全生命を賭けるのでなければ、根本的に把握できないという無限の厳しさの前に佇立する想いである。」

と記されています。

 たしかに、その道に命を賭けるくらいの意気込みがなければ、何に於いても成就することは困難でしょう。

まして況んや、仏道修行、禅の修行においてはいうまでもありません。

 アントニー・デ・メロという神父さんが、

「何もかもなげうって 死さえもいとわないほど 価値のある 宝が見つかったときにこそ 

人はほんとうのいみで 生きる」という言葉を残されています。

何の宗教であろうと道を求める心は同じであると思います。

 この朝に「道を聞かば・・・」の一語は今北洪川老師の『禅海一瀾』にも引用されています。

洪川老師も、朝聞いたなら、その夕べに死んでもいいというほどの道とは何か、

問い詰めてゆけと仰せになっています。

 なかなか、命がけなどということは、めったに出来ることでもありませんが、

こうして臘八の摂心を行いながら、眠たい、足が痛い、疲れたなどとつまらぬ思いにとらわれるくらいならば、

この命を何にかけるかと考えてみると、更なる力が湧いてくるものです。

(平成30年12月2日 横田南嶺老師 臘八大攝心提唱より)

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