2016年6月24日

今週末、どなたでも参加できる円覚寺の坐禅会

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<朝日の差し込む参道>

 今、円覚寺専門修行道場では、半制大攝心(1週間に及ぶ集中坐禅修行期間)が行われています。

半制大攝心は、昔から「夏の臘八」と呼ばれるくらい、1年の中でも厳しい修行内容と

なっています。(臘八大攝心・・・1週間、横にならずに坐禅をする修行期間))

 横田南嶺老師をはじめ、雲水(修行僧)26名と居士・禅子(在家の修行者)などが

禅堂に詰めて坐禅修行を行っています。

 さて、今週末(6月25、26日)の円覚寺でどなたでもご自由に参加ができる行事の紹介です。

6月25日(土)は、

●13:10~14:20 土曜坐禅会 初心者の部 場所:居士林

 初心者を対象とした坐禅会です。初めの20分で足の組み方などを丁寧に説明し

します。お子様、親子でも安心してご参加いただけます。そのあと、10分の坐禅を2回、

最後に5分の質疑応答という流れとなっています。

●14:40~15:40 土曜坐禅会 経験者の部 場所:居士林

20分の坐禅を2回と最後に15分、般若心経、延命十句観音経などのお経を読みます。

(経験者の部では、足の組み方などの説明は、ございません。初めて坐禅をされる方は

なるべく、初心者の部に参加して初歩的なことを体験してくださいますように。)
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<土曜坐禅会が行われる居士林堂内>

6月26日(日)は、 

●9:00~11:00 日曜説教坐禅会(円覚寺派布教師による法話と坐禅) 場所 大方丈

 老若男女が集うお説教と坐禅会です。初めての方も多く参加されています。

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ー日曜説教坐禅会が行われる大方丈ー

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2016年6月21日

「心働けば、心疲れる」一日一語 108

横田南嶺老師が日曜坐禅会(5月29日)で提唱されたことをまとめてみました。

 外のものに対して心が過剰に反応しないようにすることが肝腎です。

過剰に反応するとうことは、分別をする、分け隔てて、何かにとりすがって

しまったり、執着してしまったり、これが苦しみなのです。

 苦しみを造り出しているものは、対象、つまり外の世界ではないという

ことをよく自分で観察をして、苦しみの様子をよく知ることが苦しみから

抜け出すことの大切な要因です。

 人はどうしても、「環境が私を苦しめている」とか、「あの人が私を

苦しめている」と思いがちです。そう思わざるを得ない様子も私どもは

十分に理解ができるのでありますが、しかし、真実は、それに対する

自分の過剰な心の反応が自分自身を苦しめているのです。

 そこで坐禅というのは、外の世界に心が振り回されないように

ただ、無心に、ただ、聞く。これが坐禅の要領です。そのように坐禅をして

初めて仏の世界、安らかな世界に通じていくことができるのです。

 坐禅をすると初めは、手の組み方、足の組み方を教わると思います。

慣れてしまえば、それは用がないと思うのではなくして、やはり、

自分の体に意識を向けることが大切です。

 日常の生活の働きというのは、外のものに、自分自身を観るようなことは

せずに、常に外の周りの世界ばかりを見て、分別して、何かにとりすがったり、

何かに嫌がったり、何かに執着したりと、心が働き詰めに働いています。

 「心働けば、心疲れる」と言う昔の人の言葉があります。心があまり

働き過ぎてしまうと心は疲弊、疲れ切ってしまう。反応しないということも

時には、大事であります。

 自分の身体の様子を観る。腰骨を立てる、ああ、なるほど、この辺に

仙骨、背骨があって、こういう風にまっすぐに立てて、まっすぐな様子を

意識して、右に傾かないように、左に傾かないように、肩の力を抜いて

おへその下に気力を込めるというように、一つ一つ意識を向けていくことに

よって、外の世界に振り回されないようにしていく。

 それから、身体が調ってくると呼吸を観つめる。これも外のものに

執着をしないために自分の心を観つめる。呼吸を観つめながらも

自分の呼吸に執着してしまってもいけない。長ければ良い、短ければ

いけないとか、長いにこしたことはないけれど、これも分別、是非

善悪をつけてしまうと、苦しみを生んでしまう。だから、ただ、静かに

観つめる。

 何も分け隔てることなく、何も善し悪しをつけることなく、ただ、静かに

観つめる。そうしてやっていくと、外の世界に心が働かないようにしても、

まだ、呼吸を観つめる自分と観つめられる自分が2つに分かれている。まだ、

分別がある。

 それが何かのきっかけで一つになる。一枚になる。というのが一番の

安心のところなのです。そのようなところを目指していく。しかし、

目指そうとすると外れてしまうので難しいところであります。

 手を組み、足を組み腰骨を立てて上体の力をすっと楽にして静かに

呼吸をしている様子をじっと観つめて外の世界に心が振り回されない

という無心をまず、学んでもらいたいと思います。

2016年6月20日

「あえて、一分の煩悩を断ぜず」 一日一語 107

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<千手観音菩薩像>

 横田南嶺老師が日曜坐禅会(6月19日)で提唱されたことをまとめてみました。

『伝心法要』に「菩薩に意生身(いしょうしん)有り」という言葉があります。

 本当の仏様というのは、姿・形なく、目で見ることはできません。

しかし、菩薩というのは、一分の煩悩を断たずにいると申します。

一分の煩悩を残しているというのは、これには2つの意味がありまして、

一つは、仏という完全な悟りを目指しながら、、まだ、そこに到らないで

一分の煩悩を残しているという意味合いです。

 もう一つは、仏になってしまえば、姿もなく形もなく、一切の心も

起きなくなってしまいます。それでは、人を救うことができない。

そこで、あえて一分の煩悩を残して抱える。

 困っている人、苦しんでいる人を見ると、それに対して自分自身が

主体となって心を生じていく。そのことによって、意生身という

体を実現させていく。それが菩薩の姿であります。

 大乗仏教の教えの実に素晴らしいところです。菩薩の姿というのは

無為、無作、仏の世界から、あえて一分の煩悩を断ぜずして、自分自身の

意に随って心を生じる、人々を救ってあげようという心を自ら主体となって

起こすわけです。

 これが願心といったり、願いといったり、誓いといったり、あるいは、志と

いっていろいろな表現をするのですが、こういう心を、あえて、自分が主体と

なって生じて具体的に菩薩という姿・形で現れたのが、観音菩薩であり

普賢菩薩であり、文殊菩薩であります。これらは、深い仏教の教えを

根底に表しているのであります。

2016年6月17日

今週末、どなたでも参加できる円覚寺の坐禅会

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円覚寺境内、アジサイが満開を迎えて、連日、大勢の方々が訪れています。
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 さて、今週末(6月18、19日)の円覚寺でどなたでもご自由に参加ができる行事の紹介です。

6月18日(土)は、

●13:10~14:20 土曜坐禅会 初心者の部 場所:居士林

 初心者を対象とした坐禅会です。初めの20分で足の組み方などを丁寧に説明し

します。お子様、親子でも安心してご参加いただけます。そのあと、10分の坐禅を2回、

最後に5分の質疑応答という流れとなっています。

●14:40~15:40 土曜坐禅会 経験者の部 場所:居士林

20分の坐禅を2回と最後に15分、般若心経、延命十句観音経などのお経を読みます。

(経験者の部では、足の組み方などの説明は、ございません。初めて坐禅をされる方は

なるべく、初心者の部に参加して初歩的なことを体験してくださいますように。)
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<土曜坐禅会が行われる居士林堂内>

 6月19日(日)

●8:05~9:50 日曜坐禅会 場所 信徒会館2階(大方丈が他の行事に使用の為)

8:05~8:20 坐禅

8:30~9:30 横田南嶺老師による『伝心法要』という禅の語録の提唱

9:30~9:50 坐禅(*提唱後の坐禅が、新たに加わりました。)

という内容です。初心者の方には、8:10~20の間で、足の組み方などを説明しますので、

 必ず、時間までにお越しください。
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<日曜坐禅会の風景>

 皆様のご来山を心よりお待ちしております。

2016年6月16日

第5回 円覚木鶏会②

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 各班の推薦者による感想文の発表。
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 各班から選ばれた一人が感想文を読んでいきます。
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 ジャンケンで選ばれた各班グループリーダーによる感想の発表。
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 横田南嶺老師による総括。

2016年6月16日

第5回 円覚木鶏会①

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 今日は、午後から、蔵六庵にて、第5回 円覚木鶏会(人間学の月刊誌「致知」の読書会)が

開催され、横田南嶺老師をはじめ、雲水さんと若手和尚、居士さんが参加をしました。
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 横田南嶺老師による総リード文(致知社長・藤尾氏による今月のテーマに関する文)の朗読。

 今回のリード文は、横田南嶺老師のことに関する文章が含まれていました。
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リード文の朗読を聴く参加者。
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 グループに分かれて、課題記事の感想文の発表。美点凝視といって

お互いの良いところを認め合うルールがあります。相手を批判、避難するような

ことはしません。
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 お互いの感想文を聞いたり、コメントをしたりしていると

自然とお互いの理解が深まっていきます。
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 一人の発表が終わるとそれを称えて、残りの人は拍手をして

話やすい雰囲気を作ります。

2016年6月14日

円覚寺派 住職研修会 2日目

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 今日は、円覚寺派・住職研修会の2日目でした。
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 一講目は、横田南嶺管長による「戒名の付け方と引導法語について その基本を学ぶ」

の講義が行われました。

 管長は、ご自身初となるパワーポイントを使用して、わかりやすく説明くださいました。
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 管長の講義を熱心に聴く和尚。
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 雲水さんも三人、参加をしました。
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 二講目は、弁護士・長谷川正浩先生による「宗教法人運営のための法律入門」の講義でした。

長谷川先生は、日蓮宗の僧侶でもあります。
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 分骨や宗教法人の名義貸しによるトラブルことなどについて、お話くださいました。

2016年6月13日

円覚寺派住職研修会

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 今日から、円覚寺派住職研修会が信徒会館2階にて始まりました。

今回は、布教講習会という内容で、東福寺派大泉寺 衣斐弘行師を

講師にお招きして行われました。
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 横田南嶺老師による垂示。

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 参加している円覚寺派の和尚。

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 列席している円覚僧堂の雲水さん。
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 13時から14時45分まで、今回の講師である衣斐弘行師より基調講演を

していただきました。
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 最前列でお話を聴いている横田南嶺管長や齋藤宗務総長、若手和尚。
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 真剣なまなざしで講演を聴く雲水さん。
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 基調講演の後は、若手和尚による法話実演となりました。

鎌倉市寺分・大慶寺副住職による法話実演。
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静岡県函南町・興聖寺住職による法話実演。
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埼玉県川島町・長福寺副住職による法話実演。

2016年6月12日

管長 6月・日曜説教会映像

円覚寺派管長 横田南嶺老師による日曜説教会の映像です。

 今回も500人くらいの方々参加され法話をお聞きになりました。

2016年6月9日

只今、円覚寺境内アジサイが見頃です。②

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<宗務本所下>

 只今、円覚寺境内では、アジサイが見頃を迎えています。

今年の特徴は、同じ場所に咲いていても、花の色が違うように

思われます。
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<勅使門を背景に>
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<仏殿を背景に>
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今朝方の雨でしっとりと濡れてアジサイらしくなってきました。

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