今日の言葉
岐阜県揖斐川町大興寺法話会無事終了
岐阜県揖斐川町にある大興寺の法話会を無事終えることができました。
まず今回は、なんといっても台風が心配でした。
十日の午後からの法話会でしたので、はじめの頃の台風の予報では本州直撃の可能性もあり、とくに十日の午後が一番危なそうだったのでした。
恐らく、大興寺の和尚様や檀信徒の方々の熱意が天に通じたのか、台風が途中から進路を南寄りに変えてくれて、助かりました。
道中は大雨でしたが、岐阜県に入るや、雨があがっており、午後一時に大興寺様に到着した時には、傘が必要なかったのでした。
帰りにも雨に降られることなく、終えることができました。
それから、もう一つの感動は、私自身二月二十二日の坂村真民記念館の講演を終えて以来、ずっとリモート、オンラインのみで法話してきたのですが、今回の大興寺様では、本堂に人数を限定して、十分ソーシャルディスタンスを確保して行ったことでした。
久しぶりに、人さまを前にして語ることができたのです。
聞いて下さる皆さまの熱心な様子、頷いてくれる姿、メモを取られるところが、目に入ると、それだけで嬉しく、有り難く、法話にも力がこもりました。
やはり、法話はカメラの前よりも、人さまの前で話すのがよいとつくづく感じたのでした。
横田南嶺