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臨済宗大本山 円覚寺

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2019.12.28
今日の出来事

餅つき

もともと僧堂の餅つきは、十二月二十八日の未明に行っていました。

真夜中に、修行僧たちで粛々とついていたのでした。

ところが、私が僧堂で修行時代に、修行僧が五人ほどに減ってしまい、五人だけでたくさんの餅をつくのが困難になりました。

そこで、当時の老師と相談して、少し前倒しさせていただいて、二十七日の夕刻に、お手伝いを頼んで行うようにしました。

それが、今日までそのまま続いています。

今では、修行僧たちだけで十分餅をつけるのですが、二十七日の夕刻につく習慣が残っているのです。

そもそもが、餅つきのお手伝いをいただくためだったのですが、

餅つきそのものが今や珍しいのか、この頃は多くの方々が家族連れなどで来られるようになりました。

そして、今や手伝いどころか、僧堂の修行僧たちが餅をついているのを眺めては、つきたてのお餅を食べるという有様になってしまいました。

何人もの修行僧は、その接待係となっています。

これは考えものだなと思いつつも、普段から僧堂は、多くの皆様方のおかげで修行をさせてもらっていますので、これもまた「報恩底(ご恩返し)」のひとつかと思うようにしています。

かまどを使ってせいろで餅米を蒸して、はじめ四人ほどでこねて、それからその四人で軽くついていって、最後に大きな杵で一人がつきあげるという形で行っています。

もう気がついてみると、こんな餅つきを三十年もやっています。

いまなお現場に立って、餅つきを行えるのは健康で元気な証拠、有り難いことです。

餅つきで一番気をつけているのは、誰もけがをしないようにすることです。

そんな思いで、餅の手返しやこねることを行っています。

そして、少しは餅もつきました。

横田南嶺談

餅つき

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