坂村真民先生の足跡を訪ねる旅①
先日、横田南嶺老師と老師を慕う若手布教師和尚さんらが
坂村真民先生の足跡を訪ねて熊本などを巡礼されました。
横田南嶺老師がその紀行文を書かれたので、それを掲載します。以下。
「平成最後の夏、西澤孝一坂村真民記念館館長の
ご案内で、臨済宗の若手の布教師達十数名と共に
熊本県玉名を訪ねてきました。
真民先生が八歳の時に、
お父様が病で急逝され、お母様は三十六歳で、
八歳の真民先生を含む五人の子供を抱えて
生きてゆかねばならなくなりました。
お父様の死後、お父様の実家にしばらく住まわれましたが
やがてしばらくして、玉名市田崎というところで、
母と五人の子供は暮らされました。
今回は、今も残っているお父様の実家を拝見し、
そして幼い時代を過ごされた田崎の地を歩いてきました。」
写真は今も残る真民先生の父の実家