開山忌
10月2,3日と円覚寺では、開山忌(円覚寺開山・無学祖元禅師のご命日法要)が
行われました。開山忌は、円覚寺の年間行事の中でも、一番盛大なもので、
円覚寺派の和尚をはじめ、大勢にの方々の参列のもと、式が営まれました。
五侍者(5人の御付きの僧侶)とともに仏殿での法要に向かわれる
横田南嶺管長管長。
壇上の開山様(無学祖元禅師)に低頭をする管長。
開山様にお供えするものを薫じる管長。
開山様にお茶をお供えする五侍者の雲水(修行僧)。
こちらの写真は、大方丈で行われた四ッ頭の様子です。
四ッ頭は、中国の宋の時代から伝わる、古式の茶事です。
二人一組で左右対象の動きをしながら、配膳をしていきます。
人から人へお膳を伝えていきます。
食事後は、抹茶の入った茶碗とお菓子が配られます。
一人ずつ、お湯を注いで、このようにお茶を点てていきます。
明日10月5日は、鼻祖忌(達磨大師のご命日法要)です。
10時から、仏殿にて、横田南嶺管長をはじめ、和尚、雲水さんなどが
参列して法要が営まれます。どなたでも参加できます。
皆様、ご来山くださいますように。