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臨済宗大本山 円覚寺

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2016.11.22

施・戒・天 「一日一語116」

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<大方丈脇の参道>

 今、円覚寺専門修行(僧堂)では、11月20日から、月並大攝心

(1週間に及ぶ集中坐禅修行期間)に入っています。

 横田南嶺老師をはじめ、25名の雲水(修行僧)や居士・禅子(在家修行者)などが

禅堂に籠り坐禅修行に精進しています。

横田南嶺老師がこの大攝心で提唱されたことをまとめてみました。

 お釈迦様が(出家者ではなく)在家の人に説法をする時は、施・戒・天という3つを説かれました。

 施(せ)は、布施をしなさいということです。。出家教団・サンガに対する布施や

それのみならず、身近な人や困っている人に対する布施もであります。

布施をすることによって善因が積まれます。他(人)に対する働きは、この布施であります。

 それに対して、自分自身のつとめは、戒であります。戒を守っていく。 

特に在家の人には、五戒(1、不殺生戒 2、不偸盗戒 3、不邪婬戒 4、不妄語戒 5、不飲酒戒)や

八斎戒(五戒にさらに6、正午以降は食事をしない。7、歌舞音曲を見たり聞いたりせず、

装飾品、化粧、香水など身を飾るものを使用しない。8、天蓋付きで足の高いベッドに寝ない。)

があります。

 布施をして毎日の生活で戒めを守れば、次に天上界に生まれる。

お釈迦様の在家の人たちに対するお説教の基本です。

 そして、天上界に生まれたならば、今は苦しい生活だけれども幸福な 

生活ができる、喜びや楽しみの暮らしができる、そう信じて、教団に

布施をする、または、日常の暮らしで戒を守っていく。

 それが結果的に国家の安泰になり、みんなが戒律を守っていけば、

良い国になっていきます。これが在家信者の、お釈迦様の時代から

続いている信仰であり、生き方であります。

(平成28年11月21日 東嶺和尚法語提唱より 16:00)

施・戒・天 「一日一語116」

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