icon_arrow-r_01 icon_tryangle icon_search icon_tell icon_download icon_new-window icon_mail icon_p icon_facebook icon_twitter icon_instagram icon__youtube

臨済宗大本山 円覚寺

臨済宗大本山 円覚寺

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ 2025.05.12 更新
  • 法話会・坐禅会・
    写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋
    (休業中)
  • お知らせ
  • Q&A
  • リンク

© 2019 ENGAKUJI
ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ

2016.03.22

管長 新刊本 書評2

blog-全生庵法話 (3)

昨日に引き続いて、円覚寺派管長 横田南嶺老師の新刊本についての

アマゾンでの書評を紹介致します。素晴らしい書評ですので、

皆様もご一読ください。

{文学が「我々の心に訴えかけてくるもの」であるならば、この著者は素晴らしい文学者である。

 著者自身が生きる中で感じ、経験してきたことが綴られているが、それは生きる者にとって

共通の悩み苦しみであり、まずそのことが「生きていて苦しいのは私ひとりだけではないのだ」

と勇気づけてくれる。
 
そしてその困難に対するヒントとして、その状況にぴったりとふさわしい詩が

紹介されているところがいい。

心理学のような細かな分析&解説がなされるよりも、言葉では表現しきれない

「曰く言い難し」の心の深層まで、その詩が救い上げてくれるからだ。

 
我々の日常の悩みは、はっきりと言語化できるようなことばかりではない。

なにごとにつけても根拠の明示を求めてくる傾向にある現代は、息苦しい、

生き苦しいことである。そのような中、我々の「声にならない声」を

救い上げてくれるのがこの坂村真民の詩だ。

読めば胸の奥まで浸透するこの坂村真民の詩の原点は、「母を思う心」に

あるという。}
 
世の中が個に分断され、コミュニケーション特殊化、人間関係の希薄化の

この時代にこそ帰るべき原点はここであったのかと、うれしくなる思いがした。
 
読後全体の柔らかくあたたかな印象は、他者に寄り添う心にあふれた、

この著者ならではのものであろう。

一つの立場にとらわれず、シスターの話や他の文化人との話、

また落語に出てくる人の話などさまざまな紹介があり、あらゆる側面からものごとが

捉えられているという点においても、本書が手に取りやすい魅力の一つであろうと思われる。

管長 新刊本 書評2

前の記事
次の記事

カテゴリー

臨済宗大本山 円覚寺

〒247-0062 鎌倉市山ノ内409  
TEL:0467-22-0478

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ
    • 管長侍者日記
    • ビデオ法話
    • 回覧板 (おしらせ)
  • 法話会・坐禅会・写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • お知らせ
  • リンク
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋(休業中)
  • Q&A
  • お問い合わせ