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臨済宗大本山 円覚寺

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2015.12.24

一日一語 74

  私が僧堂の修行をお終えた時、松原泰道先生に生涯保つべき言葉を

書いてくださいとお願いしましたら、「衆生無辺誓願度」と書いてください

ました。生きとし生ける者の悩み、苦しみは限りないが誓って救っていきたい

と誓う心。平たく言うと、いのちあるもの皆、幸せであるよう願う心、

他人様のために尽くす心です。私はこの言葉しかありませんと。泰道先生は

その言葉を決して失うことなく、身を修め続けてゆかれました。

 自分が何か得たい、特別な体験をして偉くなりたいというところには

魔がさしたり、思いあがったりしまう。商売も同じで、自分の儲けばかりを

追求する人は大した商売人ではないし、すぐにうまい話に引っかかったりします。

禅では魔境に落ちるといいますが、その程度のことだと思います。

 しかし、他人様のお役に立ちたい、世の中のために何か尽くしたと思って

商いをする人は、大きな仕事ができます。決して小さなものに引っかかりは

しないのではないでしょうか。

 泰道先生の生活を拝見しておりますと、自分のためなどということは、

これっぽっちもございませんでしたね。御仏の尊い教えを少しでも

多くの方々に広め、幸せな人生を送っていただきたいという一念を

最後まで貫かれました。

ですから私も、泰道先生の衆生無辺誓願度という火を受け継がなければ

ならないという思いで、日々身を修めております。

{月間誌『致知』2013年2月号 横田南嶺老師の言葉より}

blog-老窓は語る

<写真・文 投稿 ARAI様>

「今年も最後の土曜座禅会。ありがたく参禅させていただきました。

秋が終わり、座禅会が終わるともう夕暮れ。

ちょうど夕日を浴びた選佛場の側面の古い窓です。

灯がともったような暖かな姿は、何か古い経文のようにもみえました。

錦秋の境内もようやくひと段落し、これから始まる長く静かな冬の夜。

「老窓(ろうそう)は語る。」といったところでしょうか…」

一日一語 74

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