円覚寺のおすすめスポット 弁天堂
仏殿脇の小道に入り、長い長い階段をのぼっていくと、
そこには、国宝・洪鐘(おおがね)と弁天堂があります。
国宝・洪鐘(おおがね)は、鎌倉時代の名工・物部国光の作ですが、
名工も鐘のあまりの大きさに鋳造を2度も失敗してしまいました。
そこで鋳造の依頼主である、時の執権・北条貞時公が七晩に渡って江の島の
弁財天に籠って祈願したところ、3度目の鋳造で成功したと言われています。
<弁天堂>
この成功に感謝して建てられたのが、洪鐘の向かいにある弁天堂です。
弁天堂では、これから先、祈祷太鼓による家内安全、合格祈願、厄除け、病気平癒などの
祈願法要を受け付ける予定となっています。詳細は、宗務本所(TEL 0467-22-0478)に
お問い合わせください。
お休み処
お休み処から眺める遠景。向かって左に見えるのが東慶寺。右が北鎌倉女学院の建物。
弁天堂限定 特別朱印
売店
お守り
今、階段昇って左脇にある柊(ひいらぎ)が白い可憐な花を咲かせています。
↓は、投稿写真です。弁天堂から富士山が見える日もあります。
<写真・文 投稿者 NK様>
「今回お送りする写真は、11月28日に弁天堂から撮った富士山の風景です。
行きの東海道線の車窓からちらっと富士山が見えたので、もしかするとと
期待して弁天堂の急な階段を上がったのですがその甲斐あって綺麗な富士山を
見ることができました。
冬に円覚寺を訪れる楽しみの一つは澄み渡った青空と富士山とを見ること。
円覚寺の弁天堂は、今年の冬、どんな富士山を見せてくれるのでしょうか。」
皆様、ぜひ、円覚寺お越しになった際は、弁天堂にお立ちよりください。