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臨済宗大本山 円覚寺

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2015.10.22

一日一語⑪

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<僧堂・開講>

 白隠禅師に「雪を担って古井を塡(うず)む」という言葉があります。

井戸を塡めるのに土や石であれば、塡めることができますが、

雪で塡めようとしても、井戸水は温かいものですから、どんどん溶けて

消えていってしまう。

この言葉は、願いというものを願い続けて生きることを表しています。

確かにあらゆる人の悩み苦しみを全部なくすことは、理想であるけれど

到底不可能なことです。しかし、実現しないからといって、あきらめて

しまったら、それまでであります。

 あきらめずに、どこまでもどこまでも、自分は願いを続けて生きていけば

その願いは、世代を超えて生きていくものです。

願いもまた、永遠なのです。

 永遠の願いの中に自分の一生を精一杯、力を尽くして生きていくんだという意味で

「雪を担って古井を塡(うず)む」という言葉が使われています。

{平成27年10月22日 南嶺老師 TKC坐禅会提唱より}

(後記)

blog-DSC03692
 円覚寺僧堂では、今日、雪安吾(10月~1月の修行期間)開講(講義初め)でした。

午後からは、居士林にて企業の坐禅会があり、南嶺老師はその坐禅会でも

提唱をされました。
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横田南嶺老師による偈(漢詩)

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