涅槃会
今日、円覚寺大方丈では、日曜坐禅会(第1,3,5日曜日 8:05~9:30)が
行われ、60名(うち初心者12名)が参加し、また、円覚寺派管長 横田南嶺老師による
「伝心法要提唱」もございました。(次回の日曜坐禅会は、3月1日となっております。
横田管長による提唱(法話)も予定されています。どなたでも自由に参加することが
できますので、ご来山くださいますように。)
引き続き、10時から仏殿に於きまして、横田管長をはじめ山内和尚、雲水さんが出席し
涅槃会(お釈迦様のご命日の法要)が、大勢の一般参列者が見守る中、厳粛に営まれました。
横田管長が作られた涅槃会の偈(宗旨を詠った漢詩)です。
<意訳>
お釈迦様がお涅槃に入られる時には、まだ春というのに沙羅樹の花が落ちてしまった。
人間天上多くの者達は、悲嘆にくれている。
しかし、お釈迦様はもうお亡くなりになったなどと言わないで欲しい。
この春も庭の梅は、点々と良い香りを新たに放っているのではないか。