沢庵漬け@僧堂
今日の午後、円覚寺僧堂(専門修行道場)では、毎年、恒例の沢庵漬けが
行われました。先月、1月13日に三浦半島で大根托鉢をした際にご供養いただいた
大根を地元の円覚寺派のお寺の境内に干しておき、今日、それを回収しに伺い僧堂に
搬入しました。
円覚寺僧堂師家(指導僧)である横田南嶺老師をはじめ、雲水さんらが総出で
沢庵漬けが始まりました。
塩加減が調整されたぬかに昆布と唐辛子を混ぜます。
ねか→大根→ぬか→だいこん・・・と丁寧に重ねていきます。
今年は、4樽を漬けました。1樽につき約100本の大根を漬けていきました。
ぬかに入れる塩の量で、長漬け、中漬け、浅漬けと分けていきます。
塩を多めに入れたものが長漬け、長期保存が可能となります。
ぬかと大根を入れ終わった樽を倉庫に運びます。
最後に大根の葉っぱを敷き詰めてその上に重しをのせて完了です。
塩が少ない浅漬けは、1ヶ月ほどで水が上がってきて、ほんのりした自然の甘みのある
沢庵となり僧堂の飯台座(食卓)にのぼります。