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臨済宗大本山 円覚寺

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2014.06.17

対機説法その3

イエール大学坐禅会の質疑応答の続きです。

学生:禅と他の宗教との関係は?

老師:学問もそうですが、他に宗教は、お互いの宗教の違いを見つけることが多い。だから、限界がある。

   それとは逆に我々禅は、お互いの良いところ共通しているところを見つける。違うところは

   お互い目をつむる。自分と違うものの中に楽しみを見つけていく。

学生:修行は厳しいのですか?

老師:修行の時、厳しいのは逆に、親切なのです。修行を終えてお寺に入れば

そこには現実にもっとつらい生活が待っていることの方が多い。修行時代に

思うようにいかない、つらい体験をしていれば、お寺で多少の困難に遭遇しようと

「修業時代に比べたら」とまだ、耐えられる。

学生:良い悪いと判断する基準は何か?

老師:自然に順応することは良いことであるし、逆に自然を破壊するものは悪いものです。

学生:時代が下るにつれてクオリティが下がるという「末法思想」を禅ではどう考えますか?

老師:禅では人間の善し悪しは時代が変わっても、あまり変わらないと考えます。いつの時代でも

やればちゃんとできる。人間の心は善もあれば悪もある、それはいつの時代も変わらない。

学生:動物は弱肉強食ですがそれをどう思いますか?

老師:それは自然なこと。ただし、必要以上に無駄に殺すことは避けなければいけない。

(後記)

これらの質問は皆さんも驚きことと思いますが、アメリカの大学に通い日本の文化などを勉強

している外国人の方がされたものです。私たち日本人も見習わなければならないような内容でした。

対機説法その3

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