たくあん漬け
2月4日(火)
今朝、円覚寺僧堂では、毎年恒例のたくあん漬けが行われました。
先月1月14日に三浦半島に「大根托鉢」に行き、ご供養された大根を
半月の間、干しておいて今朝、ぬかで漬けました。
大根を並べてはぬかを敷き、何層にも重ねていきます。
僧堂師家でもある横田南嶺管長猊下をはじめ雲水さんも総出での作業です。
最後にリカーをかけ、大根葉を敷いてふたを置き、そして重しの石を
積み上げます。
浅漬け2樽、中漬け1樽、長漬け2樽分の大根を漬けました。
ぬかに交ぜた塩の量によって浅、中、長に分かれ、浅漬けは
3月中には食べられ、中漬けは5月15日の講中齋という行事の
お膳に添えられ、長漬けはそれ以上の長期保存用となります。