土曜坐禅会 再開です。
9月6日(金)
明日から、8月中の休会を終えて、土曜坐禅会が再開します。
初心者の部(13:20~14:20)、経験者の部(14:40~15:40)
です。皆様のご参加をお待ちしております。
なお、9月21日(土)は、夏季学生大攝心の為、土曜坐禅会は
休会となります。
居士林主事 合掌
(後記)
今年の春、愛媛県にある坂村真民記念館では特別企画展「相田みつをと坂村真民の世界」が
開催されました。 命の大切さを伝える詩人の相田みつをさん(1924~91年)と
坂村真民さん(1909~2006年)の詩や書が展示されました。
坂村真民さんといえば、横田南嶺管長がこよなく尊敬をし、毎月その詩を揮毫して
黄梅院の掲示板に貼っています。
なんと、相田さんと坂村さん、このお二人の初めての出会いの場というのは、
この円覚寺なのです!お二人が円覚寺の方丈前庭で写っている写真があります。
それは、昭和45年8月に紀野一義先生主催の会が円覚寺で開催されたときに
坂村真民先生が講師として招かれ、その会に参加していたのが相田みつをさんで
あったからです。
その後も何度か会い、相田さんは坂村さんが発行していた雑誌「詩国(しこく)」を愛読。
坂村さんは著書で同じ生き方を送る相田さんに共感したことを記すなど、お互いに認め合っていた
といいます。
坂村真民さんと相田みつをさんと円覚寺、このようなご縁があるのですね。
(今度は、東京国際フォーラムにある相田みつを美術館でも同特別展が開催される
予定とのことです。)
先日、栃木県の龍王峡という所に行ってきたのですが、
なんと、ここにも坂村先生の「念ずれば 花ひらく」の碑が
険しい山道の傍らに立っていました。