明日は観音懺法です。
6月17日(月)
今日は良い天気となりましたね。雨に濡れるアジサイも良いですが
太陽の光を浴びるアジサイも格別です。
午前中、本山に於いて大遠諱・展示広報委員会が開催されました。
今回は、円覚寺公式ホームページの変更について、管長様にもご出席いただき
話し合いを致しました。ホームページ上で遠諱の詳細なことなどを発信できるように
なる予定です。その他、「大遠諱」だけでは何のことかわからない人が
多いので、キャッチフレーズ的な副題をつけることやいわゆるゆるキャラと呼ばれる
「円覚寺のマスコット」を創作してみてはどうかなどの意見が交わされました。
<参道・仏日庵さん前>
明日は16時から、山門上で観音懺法(せんぽう)という儀式が
行われます。この儀式は、「観世音菩薩の広大な霊感を請い、祈祷・報恩
・追悼のための行う」と辞典には説明されています。「もともとは禅寺の一大行事で
雨乞いの為の祈祷であった」と先日の勉強会の時に講師の先生がお話されていました。
<十一面観音>
山内の和尚様方が山門の上(2階部分)に上がり、本尊・十一面観音の前で
観音経を読誦します。円覚寺では、観音懺法は管長様のご安泰を祈る儀式の
意味合いもあり、その為、管長様ご本人は山門の上には上がらないというしきたり
が受け継がれています。
関係者以外は、山門の2階に上がることはできませんが、建物近くで
お経を聞き、儀式の雰囲気を味わうことができると思います。また、アジサイも
今が一番きれいな時期です。皆様、ぜひ、ご来山くださいますように。