いのちを賜ったものは・・・
3月16日(土) その2
管長様が今日の土曜坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
仏とはいったい何であるか?これは、決して私たちより遠く離れたものではない。
この広い大自然の中でいのちを賜ったものはみな仏である。大自然のいのちそのものが
みな仏であります。
仏心の中で生まれる、仏のいのちの中で私たちはこのいのちをいただいている。
仏様も私たち人間も、その辺を歩いている動物もみんな同じ、仏の子である。
仏のいのちをいただいている。
限りなき 仏のいのち 今ここに
この一息に 生きておるなり
限りない仏のいのちが今ここに、私のこの一呼吸に生きているんだという
歌を以前に作りました。
このことが本当にわかると私たちは決して争うことも憎しみ合うことも
しなくなるはずです。みんないのちのもとは一つ。そしてみんな幸せを祈る
心も安らかを祈る心も一つのはずです。
大自然の中でいのちを賜ったものはみな仏です。この大自然のいのちそのものが
仏です。仏様と言おうが我々人間と言おうが犬と言おうがみんな平等のいのちを
生きているのです。
(後記)
今日の土曜坐禅会は、初心者の部73名、2部53名の方々が
ご参加くださいました。誠に有り難うございました。