法堂跡に咲く梅
2月26日(火)
仏殿の屋根を背景に <法堂跡>
法堂とは、住持が説法をする場所です。今風に言えば「説法ホール」とでも
いうのでしょうか。円覚寺では1323年に9代執権北条貞時公の13回忌法要に
合わせて法堂が建立されました。(円覚寺創建から約40年後のことです。)
法堂建立にあたって、寄付をした人の中には、足利尊氏公の父・貞氏公
も名を連ねており、10年後の1333年に鎌倉幕府が滅亡することを思うと
なかなか、感慨深いものがあります。
その法堂も応安の全山焼亡(1374年)により焼失し、今ではその跡地に
四季折々、草木や鳥達が立派に法を説いています。
(後記)
総門近くで、久しぶりにしいちゃんと遭遇。うわさには聞いていましたが、
なんだか、倍くらいに太っていました。なにはともあれ、元気そうで
安心しました。良い面構えとなりましたね!