京都研修
2月20日(水)
<龍安寺> つくばい(レプリカはたくさん見かけますが、これが正真正銘
の本物だそうです。)
昨日、一昨日と円覚寺本山宗局の和尚様方や出入りの職方さん達などと
京都に研修旅行に行って参りました。18日(月)は、強い雨の中でしたが、
東寺、北野天満宮、龍安寺、慈照院、相国寺を拝観。19日(火)は、雪の中、
三井寺、妙心寺、梅小路公園、西本願寺を拝観致しました。
ご縁のあるお寺さんでは、特別に普段は公開されていない寺宝などの説明
していただき誠に貴重な体験となりました。
<龍安寺・石庭> やはり、この角度からがおすすめだそうです。
<相国寺> 承天閣美術館は、圧巻でした!円覚寺開山・無学祖元禅師の
国宝の墨跡を拝見することができました。
<妙心寺塔頭・退蔵院> 雪が降ってきた為、比叡山行きが中止になり、急遽
円覚寺の総長さんのご縁で退蔵院様を拝観することになりました。突然の訪問
にもかかわらず、お寺の奥様には懇切丁寧に説明をしていただくなど、たいへん、
お世話になりました。
<三井寺> 京都の寺社仏閣の建築物はスケールが大きい!
木造で巨大な建築空間はやはり、それだけで独特の雰囲気が
ありますね。
<西本願寺> 真宗の和尚様にお堂の説明をしていただきました。
特別に拝見させていただいた、書院と呼ばれる太閤秀吉が大名と謁見した部屋は、
ダイナミックかつ瀟洒でさすがでした。
<西本願寺・国宝・唐門>
<西本願寺・飛雲閣> こちらも近くまで、案内していただきました。
ちなみに最上階の3階部分は、夜空の星を眺める為にの部屋だそうです。
屏の中では、撮影禁止ということであとで外から撮りました。
さて、円覚寺にいるときは、舎利殿を説明したり、お茶をお出し
したりと「もてなす側の視点」ですが、他のお寺へ行くと寺宝の説明を
していただいたり、お茶をいただいたりと「もてなされる側の視点」となります。
温かいおもてなしをしていただいて、改めて、丁寧にお寺の説明を
していただくことやお茶を頂戴できることのできる有り難さを実感しました。
また、いろいろと神社仏閣を見て、「ここは円覚寺に取り入れた方がいいのでは
ないか」というところが多々あり、たいへん、勉強となりました。
皆様により親しみのある円覚寺となるようにこの体験を活かせていけたら
と思います。関係した皆様方に感謝申し上げます。
(後記)
今日は、午前中、居士林で淡青坐禅会でした。昨日、鎌倉は雪だったよう
です。まだ、雪がうっすらと残るお寒い中、20名位がご参加くださいました。
皆様、誠に有り難うございました。