降誕会紹介
4月6日(金)
今日で円覚寺山内の桜も八部咲き位になりました。
日曜日あたりが一番の見頃ではないでしょうか。
さて、4月8日(日)は、お釈迦様がお生まれになった日で、
それを祝う降誕会が円覚寺仏殿に於いて10時から行われます。
法要はの流れを簡単に説明します。
一、てんぐ・・・真前に数人の僧が
手渡しで伝送してお膳やお茶などのお供物を捧げます。
二、出班焼香・・・最も丁重に敬意を表し真前に近づいて
焼香します。
三、列拝(れっぱい)・・・参加の僧侶が列をなしていっせいに
礼拝をします。
四、拈香法語・・・導師(管長様)がお香を拈じながら偈(漢詩)を
お唱えになります。
五、疏(しょ)・・・降誕会にあたっての表白文をお山流と呼ばれる
円覚寺に代々伝わる美しい節にのせて唱えます。
六、浴佛偈(よくぶつげ)・・・誕生仏像にひしゃくですくって甘茶を
かけますが、これは甘露水に擬した甘茶をかけることがゆあみを
させることを象徴しています。その際に読む偈。
七、楞厳呪(りょうごんしゅう)というお経を読んで回向があって終わりです。
大きな儀式の流れはだいたいこのようなものとなっています。
日曜日は、また、9時から管長様による日曜説教会(総門入り口で
通常の拝観料を納めた方なら誰でも拝聴できます。)です。
ぜひ、お出かけ下さいますように。