1月15日(日)
管長様が本日の土日坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
われをなくしてみれば、何もかもが有り難くなるというのが
本当の世界であります。
われわれは、まだまだあることが当たり前の世界でしか
ものを見ていないのであります。
ある人が本に書いておりました。
「禪の悟りとは、失って初めて気付く尊さを
失う前に気が付くことである。」と。
生まれること、生きること、こうしていること、そして
最期、死を迎えること、、燃えて灰になる
こと、何を見てもどこを切りとっても有り難く思えることが
真の世界であります。