彼岸花
9月3日(土)その2
黄梅院お隣の続灯庵さんの参道に彼岸花が咲き始めました。
なんと、黄色です!
西洋彼岸花でリコリスという名前だと和尚様に教えていただきました。
赤い彼岸花はよく見かけます。調べてみると、それらももともと自生ではなく
中国から帰化したものだそうです。稲作伝来の時にいっしょに土に混じって球根が運ばれて
きたようです。球根には毒があるため、小動物や虫除けとして田んぼの畦などに
植えたとのこと。お墓の周りに多いのも、昔は小動物が遺体を掘り返すのを防ぐため
だったようです。ただ、きれいだけじゃない、深い歴史、因縁があるんですね。
秋、彼岸のころから開花するから彼岸花と名付けられたという説が
一般的ですが、それを食べると彼岸(あの世)しかないから彼岸花という
という少し怖い説もあるようです。
萩咲き始めました。 <黄梅院>
向こうに見えるは、黄梅院の山の稜線です。