明るく精一杯!
7月22日(金)その2
管長様が夏期講座で提唱されたことをまとめてみました。
ある終末医療のお医者さんが言われた言葉があります。
「多くの人の最期を看取ってきたが終わりの美しい人、最期の
きれいな人というのは、どの道にせよ、それまで精一杯生きてきた
人である。それから何につけ人に親切に尽くしてきたである。」
震災以来、無常ということを私達は目の当たりにして大変なことに
めぐりあい、そうしてこれからも困難なこともあるだろう。
そういう困難な中であろうと力のある限り、命ある限り、私達は
自分に与えられたこと、自分のなすべき事を精一杯明るく努めて
いかねばならない。そして周りへの思いやりの心を持って生きていく。
こういう心がお釈迦様が一輪の花にたくして示されたお心では
ないかと受け止めております。その花の心を忘れずに努めて参りたいと
思います。