icon_arrow-r_01 icon_tryangle icon_search icon_tell icon_download icon_new-window icon_mail icon_p icon_facebook icon_twitter icon_instagram icon__youtube

臨済宗大本山 円覚寺

臨済宗大本山 円覚寺

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ 2025.05.15 更新
  • 法話会・坐禅会・
    写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋
    (休業中)
  • お知らせ
  • Q&A
  • リンク

© 2019 ENGAKUJI
ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ

2011.01.31

碧巌録51則その3

 1月31日(月)
 昨日、老師が土日坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
 
 明治時代「ライオン宰相」と呼ばれた浜口雄幸首相が、東京駅で
凶弾に倒れたとき、担架ではこばれていく時に次の禅語を口ずさんだ
そうです。
 「南北東西帰去来(なんぼくとうざい、かえりなんいざ)
   夜深けて同じく看る千厳の雪 」
 いろんな生き方もあれば、死に方もいろいろ。
 どこでどういう死に方をしても「平等」なのだ。
 雪景色をみて死んでいくのも、ピストルで撃たれて死んでいくのも
 みんな帰るところは一つなんだ。
 人間の生き死には一枚。
 どこでどう転んでも同じところに帰って行く。
  
  「どこから生まれきて、死んでどこの行くのか?」
 ある老師は、おっしゃったそうです。
 「人の死に方は様々である。別にこだわる必要なんてないでしょう。」
みな誰しも何にも知らずにこの世に命を受け、また何にも知らずに
あの世に旅立つ。それでいいのだと思います。」と。
 わかりようのないところに落ち着く。
わかったつもりになるとかえって、限定してしまう。
何にもわからないところに落ち着く。
 何にも知らずにこの世に生まれ、何にも知らずに
あの世に帰って行く。それでいい。それでいいんだ。
(後記)
blog-007_20110131163827.jpg
 以前にも紹介しましたが、黄梅院の山を紅に染める夕焼けです。
16時50分に撮影しました。5分もしないうちに陰ってしまいます。
紅いカーテンが段々さがってきた感じです。山全体が真っ赤に染まるまで
あと少しでしょう。楽しみです。
 

碧巌録51則その3

前の記事
次の記事

カテゴリー

臨済宗大本山 円覚寺

〒247-0062 鎌倉市山ノ内409  
TEL:0467-22-0478

  • 円覚寺について
  • 拝観案内・アクセス
  • 境内案内
  • 年間行事・法要
  • 管長のページ
    • 管長侍者日記
    • ビデオ法話
    • 回覧板 (おしらせ)
  • 法話会・坐禅会・写経会
  • 御朱印・御祈祷
  • お知らせ
  • リンク
  • 円覚寺売店
  • 弁天茶屋(休業中)
  • Q&A
  • お問い合わせ