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臨済宗大本山 円覚寺

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2010.10.17

碧巌録48則その2

 10月17日(日)
 老師が土日坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
  
ある本山の管長までお務めになった老師様の逸話です。
 90歳を過ぎた老師が、夜中に布団に起き上がって何かブツブツ言いながら
頭を布団にすりつけて礼拝(らいはい)を繰り返している姿をお弟子さんがたまたま見ました。
 お弟子さんがどういうことか後で老師に聞いてみると、次のようにお答えになったそうです。
 今日会ったあの人にああいうことを言ったけれど、あれはすまんことをした、
申し訳ないことをしたと懺悔(さんげ)の気持ちでしているのだと。
それも老師は何人も何人もいろんな人の名前を言いながら礼拝を繰り返していたそうです。
あの人には悪いことしてしまった、言い過ぎてしまった、力がおよばなかったと懺悔せずにはおれない
老師のお心が遷化して50年を経てもなお慕われている所以なのだろう。
 いろんな人と出会いふれ合っていくうちに、自分の何気ない一言が相手を傷つけてしまったり
また自分が気がつかなかったために相手がさらに苦しんだことがなかったろうか?と思うと
誰にもきっとあるはず。
 そういう時に自分のやったことに対して申し訳ない、すまんことをしたと
懺悔する気持ちが仏教では非常に大切なことだ。
 
 

碧巌録48則その2

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