10月 日曜説教会
10月10日(日)
老師が日曜説教会で提唱されたことをまとめてみました。
われらは 仏のこどもなり
うれしい時も 悲しい時も
御親(みおや)の袖に すがりなん
われらは 仏のこどもなり
幼い時も 老いたる時も
御親に変わらず 仕えなん
これは、北鎌倉幼稚園の園児が歌っている歌です。
御親とは仏様のこと。
私たちは、一人一人例外なく仏様のこどもなのです。
そうであるにもかかわらず、大人になるにつれて
自分が仏のこどもであるということを忘れ去られてしまう。
それでは、私たちが仏様のこどもであるということは
いったいどういうことだろう?
それは、私たち誰もが仏様の心、命をいただいているということだ。
例えば、死ぬまで動き続けるこの心臓。いったい誰がこれを動かしているのか?
それは、自分の意志ではなく大自然の命がこの心臓を動かしている。
それこそ、計らいを超えた仏様の命!
だから、みんな仏様の命を生きている。
あらゆる命あるものは、みんな仏様の命を持っていると気づいたなら
まわりのものにあたたかい思いやりのある心がふつふつと湧いてくる。
みんながお互いに仏様の命をいただいていると手を合わせて暮らせることができたたら
どんなに良いことか。