提唱 碧巌録四七則
7月18日(日)
老師が土日坐禅会で提唱されたことを私なりにまとめてみました。
法身不滅(お釈迦様の教えは永遠である)
では その不滅の教えとは何か?
孔子曰く 「天何をか言うや、四時行われ 地何をか言うや 万物生る。」
(天は何も言わないが、きちんと春夏秋冬はめぐっている
地も何も言わないが、あらゆるものが生まれてくる。)
この天地自然の雄大な姿、はたらきこそが法身そのものなのだ。
そして、私たちもその天地のはたらきの一部分。
私たちは、天のはたらきによって生まれて大地のはたらきによって生かされている。
それは、自分だけが特別、人間だけが特別なのではない。
畑になるなすびも庭にいる猫もみんなそう。
みんな天地によって生まれた一つ一つ。
また、たたかれて、 痛い痛いと感じるそいつこそ、法身のすばらしいはたらき。
おなかがへったら「あー はらがへった!」
ご飯食べたら「おなかいっぱい!」
疲れたならば、眠る。
禪の教えはそれだけ。
なんだそんなことかと思われがちだが
それこそ、立派な法身!
仏のはたらき=天地のはたらきによって我々も日々生かされている。
そのことに心から手を合わせて、拝むことができたら
本当に安らかな気持ちになる。