提唱 碧巌録46則
7月4日(日)
老師が土日坐禅会で提唱されたことを私なりにまとめてみました。
「月は我 我か月かとわかぬまで 心も月も 有明の月」
(自分が月か 月が自分か見分けがつかなくなるまで
天地一杯 一輪の月である。)
坐禅をするときは 天地 大宇宙の命の中へとけこんでいく方向へ。
呼吸をするときは 肚をふくらますだの へこますだの
そんな些細なことにとらわれずに
それこそ 天地一杯の呼吸を自分の中に吸い込んで
天地一杯の中に自分の呼吸をはいて
はいているやら 吸っているやら なんやらわからなくなるまで
我が身を忘れてしまうような呼吸をしたいものだ。
そうすると 一つの大きな命の中にとけ込んで
呼吸をすることが ただ ありがたい うれしい 楽しいと思うようになる。
お茶をいただくとき お粥をいただくときなど日常の中で
いかに 天地一杯のいのちをいただいくことを実感できるか?
それが 大事!