提唱 5月摂心3日目
5月22日(土) 摂心3日目
老師が提唱されたことを私なりにまとめてみました。
禅宗では 法身とは 心の本性 本来の面目 宇宙の本体
大宇宙に遍満するもの 天地一杯であることをいう。
坐禅をして 自分が大きくなって天地一杯になるのではない。
逆に 坐禅をして 自分が消えてなくなる
自分が自分と思っていたものがなくなる
自分が0(ゼロ)になった瞬間に 天地一杯になるのだ。
そうするには 腰を立てておなかに力を入れ
一呼吸一呼吸 全身全霊をこめておこなう。
(なんにも 考えない修行)
そうして 自己を無にし尽くしたときに
「我という 小さき心 捨ててみよ
三千世界に 満つるいのちぞ」(下の句は 老師の作です。)
「我もなく 人もなければ 大虚空
ただ一枚の 姿なりけり」
という歌の世界にふれることができる。