提唱 亀鑑
4月28日
老師が4月25日に提唱されたことを私なりにまとめてみました。
禅宗では信仰と言わずに「信心(しんじん)」という。
信心とは、
私のこの心に仏様と寸分かわらない心が
備わっていると信じること。
だから、やれば必ず成し遂げることが
できると確信すること。
坐禅をしていると、
雑念、妄想、怒り、腹立ちや
気持ちが沈んだり、
こんなことやっていてなんになるのだろうと
疑念におそわれるが、
それらはすべて「我(われ)」という一念が
姿を現して我をかきみだしている。
坐禅の修行は、無我。
我が身をいとおしい、かわいいと思う一念を殺して
はじめて人に対して慈悲、親切になる。
身も我も 心も捨てて 天地(あめつち)の たった一つの まことばかりに
(追記)
次の摂心の提唱は、5月20日から26日となります。